特別な鍋は必要ありません

重ね煮って、どんな鍋を使うの?
よく聞かれる質問です。

無水鍋?
圧力鍋?
土鍋?

いいえ、特別な鍋は必要ありません。
お家にある鍋でOK!

我が家にはこんな鍋があります。

一つだけ大切な事、
それはひとつだけ。

フタができること!

フタをして火にかけることで
鍋の中で対流が起こり
食材の甘みや旨みが
引き出されます。

その対流を起こすために
フタは必要不可欠です。

フタに穴がついていたらいけない?

水を加えて火にかけるので
フタの蒸気穴から漏れ出る水分は
気にすることはありません。

穴が開いていても大丈夫です。

穴をふさぐ必要もありません。

適した鍋の使い方はあります

フタがついていれば
どんな鍋でも使えるけれど

青菜をシャキッと仕上げたいのに
分厚い鍋では中々火が通りません。

逆に、炊飯に薄手の鍋を使っていると
熱が下がりやすく
美味しく炊くことができません。

鍋の性質を生かした
使い方をすると料理が
もっと美味しくなります。

例を挙げると

炊飯、煮物、汁物などは厚手の鍋

色よく、歯ごたえも残して仕上げたい時や
水分を飛ばしたい時は薄手の鍋。

薄手鍋で青菜の蒸し煮を作ってみよう

汁物や煮物も美味しいけれど
青菜の蒸し煮
陰陽調和の重ね煮の
実力の見せ所!

数種類の野菜を鍋に重ねて
一つまみの塩と
1/3カップの水を加えて
強火で3分。

これを胡麻と醤油で和えたり
豆腐で和えたり
胡麻と味噌で和えたり。

素材は同じでも
和え衣を変えることで
色んなバリエーションが楽しめますよ。