味覚を司る味蕾細胞

甘味、塩味、酸味、苦味、うま味
味覚は味を楽しむだけでなく

自分自身の身体を守るために
必要なもの。

それに関しては前回のブログでお話しました。↓

赤ちゃんはなぜ薄味が良いの?~大切な味覚の話①~

その大切な味覚を司っているのは
舌の表面に存在している味蕾細胞

味蕾細胞が
さまざまな種類の味覚を
キャッチして大脳へ送り、

味を感じる仕組みになっています。 

味蕾細胞の数は生まれてから増え続け
12~15歳がピーク
その後減少していくと
言われているのですが

ところが
ピーク時期にあるはずの
子どもの味覚障害が増えています。

味蕾細胞は敏感で繊細

味蕾細胞は
刺激物、添加物、
薬の副作用、濃い味つけなどで
簡単に傷つけられてしまいます。

また、偏った食生活で
亜鉛が不足すると

味蕾細胞の新陳代謝が悪くなり
新しい細胞が
作られにくくなってしまう。

東京医科歯科大学研究グループによる
味覚実験を行った際

味覚障害のあった子供には
ファストフードを食べることが多い
清涼飲料水を毎日飲んでいる

という共通点がみられたという
報告があります。

ファーストフード、
インスタント食品、
コンビニの食事、
花粉症の薬、
風邪薬、
炭酸飲料
赤ちゃんの場合はレトルトの離乳食

などを常食してしまうと、、、


 

傷つけられっぱなしの
味蕾細胞は再生不能、
感度が鈍くなり、

結果「味覚障害」を
引き起こすのです。

味覚障害になってしまうと

▲素材の味が楽しめない
▲濃い味つけのものしか美味しく感じない
▲酸味と塩味の区別がつかない

など
味付けの濃いもの、
油っぽいものを好む傾向にあり、

「食べること」の楽しみが
減るだけでなく

体の不調を引き起こす原因に
なってしまうのです。

大切なお子さんの味覚を守り、
健康に育てるには
どうすればいいでしょうか?

もうお分かりだと思います♡
次の記事へ続きます。