卵、牛乳、小麦が食べられないお子さんのおやつは果物?
の続きです。

何を食べれば良いの?

果物、ジュースの摂り過ぎがダメなら
アレルギーっ子のおやつは何を食べればいいの?

まずは、
アレルギーのあるなしに関わらず
おやつ=甘いもの
という習慣づけないことが大切です。

おやつ=甘いもの
は大人が作った勝手なイメージ。

子供の胃腸は未発達のため、
一度に沢山食べることが出来ず

そのため4回食として、
昼食と夕食の間のおやつ
必要になってくるのです。

なので、
おやつ=軽い食事
捉えた方がいいと思います。

おやつにもハレとケのメリハリを

おにぎり、スープ、うどん、
干し芋、焼き芋、とうもろこし
などをおやつに取り入れて、

時にお団子や寒天ゼリー
特別感を持って出せるといいですね。

日々のごはんにハレとケがあるように
おやつにもハレとケを作る
「毎日手作りしなきゃ!」
と負担に思う事もなくなりますよ。

重ねて言いますが、
これは
アレルギーのある、なしに関わらず、
です。

大切な味覚形成の時期

子供の味覚形成は
12歳までに決定します。

それまでは
身体と心の基盤を作る
大切な時期。

特に4~5歳くらいまでは、
親が食べるものを判断して
調整してあげられる時期です。

おやつ=甘いもの
の思考をやめて、
必要なものをママが判断して、
食の軸、身体の軸を
しっかり作ってあげる
ことが大切になります。

軸さえ出来てしまえば、
ママも子育てが楽になります。

そして、
アレルギーのお子さんは
アレルギー改善

そうでないお子さんは
免疫力の向上やアレルギー予防

つながるのです。

「三つ子の魂百まで」
と言いますが

3歳までに
培われた味覚が

人の一生の味覚傾向を
左右すると言われていて

某ファーストフード店が
ハッピーなセットで
お子さん向け商品に
力を入れるのもそのため。

大人になっても、お子さんを連れて
戻ってきてくれるからです。

おやつ、こう変えていこう!

そうは言っても、
すでにスナック菓子や
チョコレート食べてしまっているし、
どうしようもない!
と思ってしまったママへ。

まずは
甘いおやつの割合を減らす
ことから始めると良いですよ。

我が家でも
クッキーやアメなど
甘いお菓子を
全く食べないわけでは
ありません。

お友達と遊ぶときや
お祭りがあるときなど
お菓子三昧になりがちです。

でも、家族のお出かけの時は
おにぎり持参。

外出先でおにぎりを
食べつくしてしまった時に
干しいもにお世話になったりします。

お皿に並べたおやつに
ベランダの草花を添えてみるなど

ちょっとした工夫で
普段のおやつが輝きます。
お子さんの笑顔も輝きますよ。

おやつは身体だけでなく、
心の栄養となるものにしたいので、
こういう楽しみ方も
よかったら取り入れてみてくださいね。