万遍なく食べる

子どもには
好き嫌いなく
野菜を万遍なく
食べて欲しいと
思いますよね。

万遍なく食べる」って
どんなイメージですか?

“万遍ない”を調べると
行き渡らないところがない。
すべてに等しく行き渡っている。
くまない。」
と出てきます。

多くの種類の野菜を摂る
といったところでしょうか。

重ね煮の考え方を
取り入れれば
そこに「陰陽バランス」の
要素が加わります。

例えば重ね煮の味噌汁の場合

きのこ類や海藻
葉物
実物
いも類
根菜類
穀物

というように

少なくとも5種類以上の食材を
陰から陽の順に重ねます。

それにより
旨み、甘みが引き出され

野菜を万遍なく
いただくことができます。

栄養学的には?

陰性野菜は
カリウムが多い。
ビタミンが豊富。

陽性野菜は
ナトリウムが多い。
ミネラルが豊富。

私たちの身体は
カリウムとナトリウムが
バランスを取り合いながら
生命活動を行っています。

なので

ひとつ鍋の中で
陰性野菜から陽性野菜までを
調和させ中庸にすることは

単においしくなるだけでなく
身体を整えてくれるチカラも
兼ね揃えているのです😍

一方で
野菜を色で見ると
一般的には6色と言われます。

(トマト、人参など)
(かぼちゃ、じゃがいもなど)
(ほうれん草、ブロッコリーなど)
(なす、さつまいもなど)
(ごぼう、海藻など)
白(大根、白菜など)

色とその性質に
関連性のないこれらを
万遍なく組み合わせるって
かなり難しい

季節感のない組み合わせに
なりそうです。

私たちは
つい使いやすい野菜に
偏ってしまいがち。

重ね煮なら
そんな悩みが解決できて
手軽においしく作れる
食べられますね。