〇お腹が痛い
〇5~6日に1回しか出ない
〇排便の時に痛がる、嫌がる
〇食欲がない

こんな症状のお子さんの便秘に困ったら
薬に頼る前におうちで出来ること。

続編です。
前回記事はこちら

(→子どもの便秘 ~薬に頼るその前に①~
(→子どもの便秘 ~薬に頼るその前に②~
(→子どもの便秘 ~薬に頼るその前に③~ 食べる手当て
(→子どもの便秘 ~薬に頼るその前に④~ 食べる手当て

子供の便秘~食べる手当て~

便秘の改善策は
食物繊維と水分を
しっかり摂ること。

それにより
便がやわらかくなり
出やすくなります。

簡単で美味しく
お子さんも食べてくれる
おすすめレシピを4つ
ご紹介しますね。

〇炒り玄米のおかゆ(→☆☆
〇炒り玄米入りの野菜ポタージュ(→☆☆
〇煮りんご(→☆☆
〇さつまいもとりんごの葛あん煮

順にご紹介していきます。

さつまいもとりんごの葛あん煮

私が重ね煮を始めて
常備するように
なったものの一つに
葛粉があります。

整腸作用、
身体を温める作用、
血液浄化作用
などがあり
お手当にも大活躍です。

○さつまいもとりんごに含まれる食物繊維
○りんごのペクチン、
○葛
がお腹を整えてくれます。

手当ての食事も
口にするものは「おいしい」
と感じられることが基本。

甘味を加えないのに
さわやかで甘い葛あん煮
ママも子供も大好きです。

材料と作り方

———–〇———–
さつまいも 中1本 ・・・角切り
レモンの皮 1/3個分・・・うすくそいで千切り
レーズン 大さじ2
りんご 中1個 ・・・角切り
————————-
水 1カップ
梅酢 小さじ1/2
レモン汁 大さじ1
本葛粉 大さじ1(倍量の水でとく)

1.鍋に図のように材料を重ねて、
梅酢を入れた水を加えて、
フタをして中火にかける。

2.湯気が出たら弱火にし、
さつまいもがやわらかくなれば、
レモン汁、葛を加えて
ざっと混ぜる。

ポイント

林檎は崩れやすいので
さつまいもより
少し大きめに
切ると良いです。

病院へ駆け込む前に

5回にわたる
「子供の便秘」シリーズ、
いかがでしたか?

「薬=悪」
ではありません。

薬の開発、
医学の進歩により
救われた生命は
数えきれないほどあります。

ですが、
薬が必要ない症状にも
気軽に薬を使ったり、
薬に頼ることで

自ら治ろうとするチカラを
抑えてしまっている場合も
多いと感じています。

町中にドラッグストアが
溢れていることからも
分かりますね。

私たちは自然界の中で
動物、植物、菌類と
共存して生きています。

身の回りにある
植物や食材のチカラが
私たちの身体を整える
助けになると思うのです。

あれ?と思ったら
病院へかけこむ前に
薬に頼る前に

自分自身でお子さんに
できる手当てを
知っていれば、

慌てることもなく
安心して対処できますよね。

参考になれば幸いです。