ニワトリ症候群
耳にしたことがありますか?
子供の食生活習慣の乱れを
表す言葉だそうです。
かつては「コショク」とも
言いましたね。
もともとは2007年ごろ
ある大学教授が
孤・欠・個・固
=コケッココ
という傾向を提唱し
ニワトリの鳴き声に例え
「ニワトリ症候群」と
名付けられました。
あえて、
そこに二つ足したいと思います。
個・固・孤・欠・粉・個
=コココケッココ
コココケッココ
1.個=個食
ひとりひとりが違うものを
食べている状態。
外食スタイルですね。
好き好きに食べるのも
良いけれど
やはり「美味しいね」を
共有できたら
幸せです。
2.固=固食
固定して同じものばかり
食べている。
肉ばかり、ポテトばかり、
女の子の場合は
甘い物ばかりということが
多いようです。
3.孤=孤食
一人で食べている。
つい、子供が食べている間に
洗い物をしたり
洗濯を干したり
していませんか?
4.欠=欠食
食事を摂らない。
朝食を食べない、夕食を食べない。
5.粉=粉食
粉ものばかりを食べる。
パン、うどんに限らず、
パスタ、ピザなど
餃子や肉まんも同じくですね。
気付いたら
一日中小麦ばかり!
なんてことありませんか?
6.個=個食
1とは違って、
トマトばかり、
サラダばかり食べるというように
「単品食べ」という意味だそうです。
どんな気持ちで食べてる?
ニワトリ症候群の子どもは
健康状態がよくない、
情緒不安定、
成績が伸びない
などの傾向が
あると言われます。
目に見える
傾向よりも
気にしたいのが
ココロの中。
「美味しい」と
感じられているかな?
「食べることが楽しい」
と感じられているかな?
食べることは生きること。
「食べることは楽しい!幸せ!」が
「生きているって素晴らしい」
につながっていくと思います。
ママなら
「おとなしく
食べてくれてるから
この隙に
ひと仕事終えちゃおう♡」
という事も
多々あると思います。
それをしては
いけないわけでは
ありません!
だって、常に
時間に追われて
いるもの。
時間を有効利用
したいと思うのは
当然です。
子どもを孤独に
させない。
食卓に常に優しさを
添える。
それを忘れなければ
ニワトリ症候群から
こどもを救うことが
できると思います。
食べることを楽しみ、
幸せに生きていけると
良いですね。
コココケッココに
当てはまることがあると
感じたら
ひとつずつ
解消してみてください。