パンが大好きで
毎朝パン食という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方に
ちょっとお聞きしたいのですが
何か不調はありませんか?

貧血の症状はありませんか?

普段、ちょっとしたことで
めまいや立ちくらみがするとか
なんとなく体がだるい
なんてことはありませんか?

その症状、貧血かもしれませんね。

貧血というと
鉄欠乏性貧血が多く

「レバーなど
鉄分を多く含む食品を
摂りましょう」

といった指導が
されたりします。

意識して
レバーやひじき、プルーンなど
鉄分を多く含むと言われるものを
摂っているのに

全然解消しない場合も
あります。

いったいなぜ??

非鉄欠乏性貧血かもしれません

貧血というのは、

血液中にある
血色素(ヘモグロビン)の量が
正常より下回り、
血液が薄くなっている
状態のことです。

ヘモグロビンは
鉄とタンパクが
結合した物質なので

鉄分が不足しても
タンパク質が不足しても
貧血は起こりえます。

非鉄欠乏性貧血は
タンパク質の不足
原因とされているのです。

なぜパン好きと関係するの?

パンを食べるときの
食卓を思い浮かべてください。

パンがメインで
その他の野菜やおかずは
少なくありませんか?

原料である小麦は
必須アミノ酸のうち
リジンが大きく不足し

必須アミノ酸の
配合バランスを示す
アミノ酸スコアも
低い値を示しています。

パン食に偏った
食生活を送っていると
知らず知らずのうちに
タンパク量の不足に
繋がってしまうのです。

ゴールデンコンビの出番です

日本が誇るゴールデンコンビ、
それは

ごはんと味噌汁。

米は小麦よりも
アミノ酸スコアが高く、

米と味噌が
不足する必須アミノ酸を
互いに補い合うため

必須アミノ酸すべてを
不足なく摂ることが
できます。

タンパク質は
アミノ酸から合成されるため

ごはんと味噌汁は
貧血解消にも効果的な
食事です。

女性は毎月の生理や
授乳などで
血液を多く必要する
時期があります。

普段から、
鉄分やタンパク質を
しっかり摂取し

身体の不調を
予防したいですね。

好きなものを
やめろと言われても
すぐには無理でしょう。

毎日一食だけ、パンを
ご飯と味噌汁に
変えてみませんか?

すこしずつ、
できることから
始めてみましょ♡