毎年11月前後になると
小児科や内科で
インフルエンザの予防接種が
始まりますね。

年々、ワクチンがなくなるのが
早くなっていると聞きます。

何故、インフルエンザだけ
これほどに話題になり、
恐れられるのでしょう。

普通の風邪と何が違う?

インフルエンザも風邪の一種。
では何故インフルエンザは
こんなにもクローズアップされるのでしょう。

一般的な風邪の症状が
・くしゃみ、鼻水、のどの痛み
・発熱が38度ぐらいまで
・症状が緩やかに進む
・年間通して流行

とであるのに対し
インフルエンザは
・全身の倦怠感、関節痛、
 筋肉痛、頭痛、食欲不振
 くしゃみ、鼻水、喉
・発熱は38度以上
・急激に症状が進む
・特に冬季に流行

という特徴があります。

急激で強力な症状が出ること、
感染の拡大が早いことなどから
恐れられています。
 
感染拡大を少しでも防ぐため
最近では1回の投薬で効果が出て
ウイルスを排出する期間を
少しでも短くする薬が
処方されるようになりました。

ウイルス性の風邪は、自分の免疫力が頼り

風邪の原因には
ウイルス性細菌性
ありますが

インフルエンザはウイルス性の風邪。

ウイルス性の風邪に対して
処方される薬は対症療法なので
最後に頼りになるのは
自分の免疫力です。

普段から野菜中心の食生活や
暴飲暴食をせず胃腸を労わる
食生活を心がけ、

規則正しく生活することで
免疫力を高めることができます。

かかってしまったらどうする?

脱水症状にならないよう
水分摂取に気をつけ、

小食にして睡眠を十分にとりましょう。

食べ物の消化は
エネルギーを消耗します。

「体力つけなきゃ!」と
食べることが
逆に体力の消耗に繋がり
風邪が治りにくくなる原因に
なりかねません。

お子さんが不調のときは
好きなものを食べたがっても
ちょっと心を鬼にして
小食消化に良い食べ物
してくださいね。

その代わり、
ギューッとハグして
愛情てんこ盛りにしてください。

それが一番のクスリです。