重ね煮では「一物全体食」が基本です。

一つのものを丸ごと食べるという意味です。
 
丸ごといただくことで
その食物が持つ栄養や生命力すべてを
いただくことができます。
  
「丸ごといただく」の特徴の一つに
皮を剥かないがあります。

里芋や日が経ったじゃがいもの皮など
固くて食べにくいものは剥きますが
 人参や大根などは剥かずに
綺麗に洗って使います。
 
長芋はひげ根を焼いて
皮ごと使います。

「農薬が気になる!」
という方もいらっしゃると思います。
農薬は表皮にだけ残留するわけではなく
実にも浸透しています。

お野菜を守っている皮。
そこにも栄養は含まれています。
農薬を気にして捨ててしまうよりも
皮ごといただいて栄養や食物繊維も摂り
老廃物を排出しやすい身体つくり
する方が効果的です。

農薬などを身体に極力摂り入れないよう
無農薬や減農薬の野菜を選んだり
より栄養の豊富な新鮮野菜を選んだりと
野菜の選び方にも気を付けるとよいですよ。

お財布と相談しつつ、
可能な限り安心安全野菜を
食卓に取り入れてみてください!