高校進学後は友人に誘われ、軟式テニス部に入りました。

テニスなんて全くの初心者で

ラケットにボールを当てることさえ一苦労。

中学での経験者に追いつこうと懸命に頑張りました。

 

一番のめりこんでいた時には

朝練、早弁をして昼練、授業後の午後練。

一日中テニス漬けで

日暮れ後のグランドを「青春だなぁ」と思いながら

全力ダッシュしていました。

 

そして、うぶな私も初めての恋!?

朝練に参加し始めたきっかけは

先輩に会いたかったからという不純な動機(笑

でも、好きすぎてチョコさえ渡せずに終わりました。

渡せなかったから、今の人生を生きている。

どの選択が良いかなんてわかりません。

(↑修学旅行で行った神戸。まさか住むことになるとは

思いもよりませんでした。)

 

中学まではそれほど頑張らなくてもできていた勉強が

高校ではすっかり難しくなり成績は平均点。

でも、大好きな祖父が医者だった影響で医学部を目指しました。

 

戦前戦後の貧しい時代には、診療してもお金は受け取らず

患者さんから野菜などいただいていたこともあったそうです。

まるで赤ひげ先生のようなエピソードを持つ祖父。

そんな優しい祖父は憧れでした。

 

病に苦しむ人々を救いたい。

人々に笑顔と健康をもたらす医師となりたい。

 

猛勉強してめでたく合格…となればカッコ良いのですが

あっさり浪人する道を選びました。

 

家の中での肩身は狭かったのですが

同じ境遇の友人も大勢いたので

楽しい浪人生活でした。

 

医学部を目指して浪人したはずが伸び悩み

二浪する根性もなかったので、土壇場で路線変更。

 

環境問題にも興味があったので農学部を受験し

なんとか合格しました。

 

あの頃の自分に声を掛けられるなら

夢を叶えるためにもっと頑張れと喝を入れたいです。

 

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