告白します。
いちばん最初は、
ちょっと怪しいと思ってました。
「陰陽」ってなんだか宗教っぽい??
「おんみょうちょうわ」と
勘違いしていたから尚更です。
私がお伝えしている重ね煮は
「陰陽調和の重ね煮」
「いんようちょうわ」です。
東洋の自然観である
「陰陽」の考え方に
基づいて作られています。
自然界に存在する
全て物のには
「陰」と「陽」の性質があり
互いに補い合い
バランスを取りながら
存在している
という考え方です。
イメージで言うと
「陰」は
冷たくてフワッとしている
「陽」は
熱くて固くて締まっている
という感じ。
どんなものが思い浮かびますか?
陰と陽の例を挙げると
秋冬⇔春夏
月⇔太陽
夜⇔昼
裏⇔表
暗⇔明
陰があるから陽があり、
どちらも欠けてはならない。
回す方向にも陰陽があります。
右回りと左回り、
陰陽どちらだと思いますか?
左回りが陰、右回りが陽
と言われています。
フタやねじなど左回りで
開くものが多いですよね。
ゆるむ方向、左回りが陰、
締まる方向、右回りが陽です。
ゴマすりや
料理をかき混ぜるときなど
ちょっと右回りを
意識してみてください。
美味しさや栄養が
ギュッと集まって美味しさが増す
方向だと言われたりします。
重ね煮は、この陰と陽の
性質を上手に調和させて
「中庸」という、
バランスの取れた状態を
生み出します。
これが、
驚くほどの効果が
あるんですよ。
それについてはまた今度!