季節の区切りは
気象学、天文学、暦など
様々な考え方がありますが
立冬は11月8日ごろ。
暦上では、そこから
陰の季節である
冬の始まりです。
季節の変わり目に心がけること
季節の変わり目は
体調をくずしがち。
それは、
身体が自然環境の変化に
対応しきれていないから。
人が生きるためには
「衣食住」が基本と言います。
身に着けるもの
住空間、環境も
季節に合わせて整えることを
楽しむのと同様、
口から入れる食べ物も
季節に合わせてしっかり調整することで
自然環境と私たちの身体との差を
小さくすることができます。
つまり、
自然に寄り添える身体を作る
ことにつながります。
「衣」や「住」と同じような感覚で
口から入れるものも衣替え。
季節に寄り添うことを
楽しんでみてくださいね。
冬の食養生とは
食養では
「冬は熱と油気を盛れ」
と言われます。
熱とは身体を温めること。
身体を温めてくれる
人参やごぼう、蓮根の根菜類を
しっかり食べる。
油気は寒さから身体を守ってくれる
脂肪分ですね。
ぶりやたらの魚も脂が
乗って来て美味しい時期です。
ぶり大根などの煮ものや
鍋料理も温まりますね^^
油を直接取るのでなく
旬の魚など
脂の乗った食材を
取り入れます。
四季に恵まれている日本
その季節ならではの食を楽しみ、
身体を整えていきたいですね。
熱と油気を盛って!
寒い日も健やかに美味しく
過ごしてくださいね。