バランスよく食べるの「バランス」ってなんだろう
「健康を保つために
バランスよく食べましょう!」
とはよく聞く言葉ですね。
なんでも、
少しづつ食べれば
良いの?
そうでもないですね。
人が健康を保つためには、
陰陽調和のとれた
「中庸」のものを
食べることが大切♡
じゃあ、何をどんな比率で
食べたら良いの??
それは、歯の構造にヒントがあります。
歯の構造に刻まれた食べ方のヒント
「食性」とは、
本来ヒトとして食べるべき物を
最適なバランスでいただくこと。
重ね煮では、
栄養素のバランスよりも
ヒトの食性を大切にしています。
私たち生き物の歯には、
長年にわたる食の歴史が
刻まれています。
歯の構造を見ると
「何を食べるべきなのか」
そして「何を食べてきたのか」が
分かるのです。
例えば
肉食動物のライオンやチーターは
獲物の固い骨を砕き、肉をかみちぎるため
するどい「犬歯」が発達しています。
草食動物の牛や馬は
顎が左右に自由に動き、
草をすりつぶして食べられるように
臼のような形をした
「臼歯」が発達しています。
免疫力、自然治癒力を高める食べ方はこれ
では、わたしたち人間は?
ヒトの場合は
20本の臼歯:8本の切歯:4本の犬歯=5:2:1
それぞれの歯には役割があります。
臼歯は穀物や豆をすりつぶす。
切歯は野菜や海藻類を切り刻む。
犬歯は魚や肉をかみ切る。
穀物:野菜 海草類:魚 肉を
5:2:1の割合。
それがヒトという「種の生理」と
調和した食べ方なのです。
この構成に従って食べること、
これが人間が生命を維持するための食事、
免疫力を最大限、発揮できる食べ方です。
普段の食事で
この比率を意識して
過ごしてみてくださいね。