「これを食べたら詰まる」というものはない

よく言われているのが

「授乳中は高脂肪・高塩分の
食事は避ける」

実は、食べ物が乳腺炎と関係するか
因果関係ははっきりしていません。

なので、
これを食べたらおっぱいが詰まる
とか
これは食べない方が良い!
という特定のものは
無いと言えます。

食事はてきめんに影響する

ただ、経験から言うと
食事はおっぱいに
てきめんに影響します。

私は帰省のあとは決まって
詰まりやすくなりました。

それは何故か?

皆が集まるからと
焼肉やすき焼き、
寿司、ピザと
高たんぱく高脂肪で
野菜不足。

帰省土産で持ち寄った
お菓子も食べて

ひたすら楽しむだけの
食事をしてしまうからです。

家に戻ったらひたすら
ご飯と重ね煮味噌汁
リカバリーしていました。

教室の生徒さんでも

1人目の産院は食事が豪華で
乳腺炎などに悩まされたけど
2人目の産院は野菜中心の粗食で
おっぱいのトラブルは
全くなかった

と仰る方がいました。

食べたもので血液もおっぱいも
できているので
やはり食は影響するのでは
ないでしょうか。

「何を食べるか」でなく「どう食べるか」

「授乳中だからこれは
食べない方が良いんだけど…」

と、うしろめたさを感じながら
食べる必要は全くありません。

食べるときは楽しく!

これが一番大事な事。

焼肉もケーキもOK。
でも翌日は
ご飯と味噌汁の粗食にして
数日をかけて
食べたもののバランスをとる。

一日の中で
バランスを取ろうと
躍起にならなくても大丈夫。

だって、旅行に行ってる間は
調整するのが難しかったり
しますよね。

大きな心で、
数日で戻せば大丈夫なんです。

体質によっては
これを食べたら詰まりやすい
という物があるかもしれません。

それは自分の身体の調子を
よく観察して
リストアップしてみると
良いかもしれませんね。

おっぱいに良い食事でなくママの身体に良い食事

母乳の場合、
ママのおっぱいを通じて
赤ちゃんは栄養を受け取ります。

赤ちゃんの健やかな成長のために
食事を大切にしたいですね。

では、
おっぱいのために
良い食事をする必要がある?

違います!

ママ自身の身体のために
バランスの取れた食事が必要です。

まずはママの健康ありきです。

じゃあ、どんな食事が良いのか?
それは日本人が昔から
大切にしてきた食文化である

ご飯と味噌汁、
発酵食品、
その土地に伝わる郷土食、

旬のものを中心とした
野菜たっぷりの食事。

どんな比率で摂ったら良いかは
また今度書きますね。

自分自身の身体をまずは大事に!
ママの笑顔が皆の心の栄養です♡