取り分け離乳食は
手間が省けたり節約になったり
メリットは色々あります。

では、なぜ重ね煮の取り分け離乳食が
良いのでしょうか。

重ね煮離乳食のメリット

色んな種類の野菜が摂れる

重ね煮は、数種類の野菜を
重ねて調理するので
一度に複数の野菜を取り分けて
摂る事ができます。

初めて食べる食材は
1回に1種類ずつの方が
良いのでは?

卵、小麦など
アレルギー症状が出やすい食材は
気を付けた方が良いですが
野菜、特に重ね煮の場合は
そこまで神経質にならなくても
良いと思います。

その理由は次の項目で。

アレルゲンが抑えられる

そして、単品で調理したものよりも
何種類かの野菜を調理し
調和した状態にした方が
アレルゲンが弱まります。

パックから出した豆腐を
そのままあげるよりも
何種類か野菜を重ねて
炒り豆腐を作り
その豆腐を与えた方が
味わい深く、アレルギーの心配も
少なくなります。

美味しい上に
アレルギーの心配も少ない。

不安材料が1つでも減ると
ママの気持ちも楽になりますね。

赤ちゃんの頃から素材の味を知ることができる

重ね煮は、切って重ねた素材が
鍋の中で調和し
互いの甘み、旨味を引き出します。

調味料で味をつけなくても
素材の持ち味が生きてくるので
とても美味しい

赤ちゃんの味覚は6か月頃から
発達すると言われています。

五味(甘味、旨味、塩味、酸味、苦味)のうち
赤ちゃんが本能的に好むのは甘味と旨味

離乳食も
それを感じられるものから
始めるとスムーズに進められます

甘味と旨味が引き出された
重ね煮のお野菜は離乳食にぴったり。

人間は、小さい頃から慣れ親しんだ味が
「安心のおいしさ」として
味覚に擦り込まれます。

それが調味料の味や香りでなく
素材本来の甘味や旨味を
美味しいと感じられるようになると
良いですね。

次は、取り分け方について書きますね。