おや、いつもと様子が違う?
こどもがいつもより元気ないな。
ちょっと咳をし始めたな。
微熱があるかも。
いつもと違う様子を感じたら
すかさず病院へ駆け込むのではなく
酷くなる前にお家で対処したいですね。
殆どの薬は症状を抑える為のもので
治すのは自分の免疫力。
その力を上手に引き出すことで
回復にかかる時間も短く済みます。
基本は小食、睡眠
①小食
食べ物の消化は意外と
エネルギーを消耗するもの。
身体を休めるという意味でも、
自然治癒のためにエネルギーを
使うという意味でも、
小食にした方が良いです。
決して、
「体力つけなければ」と
一生懸命食べさせないように
してくださいね。
②睡眠
回復のためには
やはり睡眠。
横になって身体を休めるだけでも
効果的です。
小さなお子さんは
多少体調が悪くても
元気なことが多いですが
いつもより
しっかり目に睡眠を
とるようにしてください。
簡単に実践できる手当食
病院へ行かずとも
お家でお手当できれば
医療費も、時間も節約できて
ママは楽になりますね。
風邪の時やお腹の調子が悪いときは
葛湯や葛練りでお手当するのが
おススメです。
葛粉は、葛の根を原料としていて
陽性が強く、身体を温めてくれる食材です。
同時に、胃腸を整える作用や
血液を浄化する作用もあります。
優しく身体を癒してくれます。
基本の葛湯
【材料】
本葛粉 大さじ1
水 3/4カップ
はちみつ 小さじ2
【作り方】
小鍋に本葛粉、はちみつを入れて
火にかけ、透明感が出るまでかき混ぜる。
*1歳未満のお子さんの場合は
はちみつは米飴に代えてくださいね。
お腹が痛いときは
すりりんごを加えてみたり
梅干しを潰していれてみるのも
良いと思います。
のどが痛いときは
蓮根の搾り汁や
大根のはちみつ漬けを
足すのも良いと思います。
葛練りは葛粉の量を
倍にしてくださいね。
葛湯よりとろみが増すので
飲むというより食べる感じ。
葛の量も増えるので
効能も増しますよ。
葛は常備しておくと
色々な場面で役立ちますよ。