こんばんは!

 

 

\双子を含む4児の母/
産後ママの身体と心を楽にする
重ね煮アカデミー®認定師範
山下 麻子です。

 

 

今年も残すところ
あと2日ちょっと!

 

 

我が家では今日、
大掃除でした。
家族総出で
そうじです。

 

 

子どもたちは
主に窓ふきをしてくれたのですが
喧嘩しては
1人抜け2人抜け、
また戻り・・・
と、賑やかな時間でした。

 

 

さて今日は、
小冊子の33ページに
載っている

「煮しめ」についての
お話です。

 

重ね煮おせち.JPG

 

一般的に、煮しめは
それぞれの食材を下ごしらえして
最後に鍋で煮て味付けします。

 

 

鍋もたくさん使うので
時間もかかるし、
手間もかかるし、
洗い物も増えるし
大変ですよね。

 

 

重ね煮を知ったら
もう下の作り方には
戻れません!

 

 

なぜなら、

重ね煮は全ての食材を
ひと鍋に重ねて
火にかけるだけだから。

 

 

鍋の下の方に陰性の食材、
上の方に陽性の食材を
重ねて火にかけることで
鍋の中で調和し、

 

 

食材の甘みが
たっぷり引き出されます。
だから、お砂糖なしでも
十分に甘い!

 

 

では、たった15分で
味がしみしみになるのは
なぜでしょう?

 

 

それは調味料の
入れ方にあります。

 

 

レシピを見ると
「2〜3回に分けて加え」
と書かれているのですが
まさにこれがポイント!

 

複数回に分けて入れることで
味が染み込みやすくなります。

 

 

味が染み込みやすくなるのか・・・?

 

それは、「浸透圧」が関係しています。

 

調味料を一度に加えると
食材の水分濃度と
汁の水分濃度の差が大きく

 

 

食材から水が出て
キュッと固くなります。
味が入り切らないまま、
染み込みが終わってしまう。

 

 

けれど、分けることで
染み込む速度が
緩やかになり

1回目、2回目
それぞれ味がしっかり
染み込みやすくなるのです。

 

醤油.jpg

 

 

ちなみに・・・
冷やすときに
味が染み込んでいく」と
聞いたことはありませんか?

 

 

実は科学的には誤りで、
高温の方が
断然染み込みやすいです。

けれど、
冷やす時には
長時間、汁に浸かっているので
味が染みていきます。

 

 

2日目の煮物が
味が染みているのは
「染み込みやすい」からではなく
時間的な理由なのです。

なので、
汁に浸かっていることが
大前提になりますね。

 

 

 

2日目の煮しめはどうなのか
試してみると楽しいですね。

 

ぜひ結果を教えてください!